2016年7月27日水曜日

もんぺを作ります 其ノ壱


衣類などをハンドメイドするときに
あまり安い生地で作ると=失敗してもいい
という気持ちになるし
「どうせ作るならいい生地で作ろう」という「わざわざ」さんの意見に賛成!
ということで
 (売っている久留米絣のもんぺが12,000円ほどするので
 というのが一番の理由かも・・・)
藍染を一反と絣を7mほど購入
これでもんぺが4本は作れる

綿の織布は洗うと縮むので水通し
半日水につけて、脱水、そのままアイロンをかけました

気が付いたらこの手!!!!!

アイロン台に染みついていたスプレー糊も理由でしょうが
手で広げていくうちに表面のほこりのような繊維が手にぺっとり

比較的涼しい夜でしたが、汗だく

それにしてもこういう織生地を使って着物を縫うわけですが
仕立て屋さんは当然水通しをしてアイロンかけてから縫製するわけですよね
・・・大変だなぁ・・・



ねこばっぢ


太田川駅前のアルトゥエンでアンティークのピーパチさんから購入した
エストニアの毛糸
色別にブロックにしてメリヤス編み


それを、洗濯機に放り込んで結構な高温でぐるぐる回して縮絨=フェルト化

そこからネコ型を切り取り
 ほどけません(^^)
試行錯誤を繰り返した末に
裏にフェルトをあててボタンホールで合体

このために用意した10~12mmのスパンコールで目をつけます
茶トラ

白(のつもり)のオッドアイ

この白(ブルーだけど)のネコの輪郭は若いころから描いているネコイラストの形なのです

茶トラの形はスコティッシュフォールドみたいなおまんじゅう型もいいかなと試作

あとは口を刺繍してブローチピンを付けて完成

コバレレコーヒーさんの9月のネコイベントに参加します(^^)
写真のほうが可愛いのはなぜだろう・・・(^_^;


2016年7月19日火曜日

糸玉ケース


バスケットとか、ポーチとかを編みたいなぁと
手に入れたエコヘンプ(ヘンプ:30、ナイロン:70)
4本どりにして5玉ほどとれた
黒、緑、赤、紫系いろいろ、水色、グレーなど
どんな感じか、とりあえずシンプルにバケツ型を編んで
何気に糸玉を入れてみたら
これが、摩擦で糸の最後までバケツに張り付いて
絡まずに取れる
最高の糸ケースになることに気付いて

編み物大好きグループに投稿したら
じわりじわりと賛同が増えてます

糸玉の形、中から抜くか、外から使うか
それぞれで違うけど、自分で糸巻き使う人ならこれが一番便利かな

消しゴムハンコ・追記


岐阜の柳ケ瀬サンビルマーケットでも消しゴムハンコ作家さんが数名
ナンシー関さんのような素朴ながら的確なラインのイラストから
繊細な線画までいろいろ
消しゴムハンコって材料も安価だし、とっつきやすいんだなぁ
同じ実力ならば、最終的には押しやすさや
チープな材料を使っていながら木のハンドルを付けるなどの
カスタムメイド感が決め手になるのかと思う

でも消しゴムハンコは点描以上にピンポイントに目を凝らすので
疲れるのだよねぇ
それも慣れるのかな


座布団カバー



昭和の布団生地の古裂

正直、ソファにキルトやクッションをおいているところに
この柄は合わない合わない(^_^;

ホントに昭和のお布団だよね~

マクラメ


岐阜の柳ケ瀬サンデービルヂングマーケット

男性作家さんと女性作家さんそれぞれがマクラメで出店
ちゃんとしたマクラメ作品は初めて見ました

髪ゴムに仕立ててるけど
メダリオン系は男性が足を止めて見入ってましたね

意味があるのかないのかわからないけれど
円でありながら中の図形が9角や11角13角になっているのが不思議

最初に中心の石をどういう結びで固定するか決めるのだと思うけど
そこからの展開が作家さんの腕の見せ所なんだろうなぁ

女性作家さんの作品をもっと写真撮ればよかった(>_<)

点描曼荼羅体験会


体験体験なにごとも

渡されたのはガイドラインがひかれたはがき大の黒い紙
試し書きの紙
ペンは油性ではなく最新の不透明パステルインクのボールペン
きちんとラインに乗せようとすると結構ずれる
なので、左から右のどの角度が一番コントロールできるか確認
説明と練習こみで約2時間
同じガイドラインをもとに
9人それぞれまったく違うパターンになりました
それがこれの面白いところ
白一色でもいいかと思ったけど
陰のようにブルーを入れよかな
と、てんてん
もう少し濃い青でもよかったね
ペンを垂直に立てたほうが比較的安定した点が描けるため
どうしても姿勢よくしないといけなくて
慣れずに目と肩が疲れた・・・

ゼンタングルとかと同じで禅の修行に通じるとはいうものの
黒に不透明ペンというのは最近の商品なので
「曼荼羅」というのは後付けのような気もするなぁ

さっそく会を組んで認定やら技法やらを唱えている団体があるそうだけど
今回の先生は一匹狼派
基礎は習ったほうが早いとは思うけれど
それは今回の体験会でいいかな・・・

2016年7月4日月曜日

線について


絵を描くにあたって
輪郭線ってヒトが発明したすごく便利なもの

だって、リンゴ一つ描くとしても
リンゴの輪郭は色形が空間にあることを目が認識しているだけで
2次元に落とした時=写真に写すとかしても
空間とリンゴを分ける「線」があるわけではないでしょう

だから
絵を描く時にできるだけ輪郭線を目立たせないように書きたいと思っていました
逆に
絵手紙など、割りばしとか、コントロールしにくい道具で
無骨な輪郭線を描くことは作為がありすぎるように感じていました



高名な日本画家が薬師寺で再興される食堂(じきどう)の本尊として
約6m四方の菩薩像を描いた記録を見た時に
強い輪郭線を描いて色で埋めるというのは日本画の発明だ
画家が描く「線」は創作の原点だ、という話を聞いて

ハタと
注目しました

日本画は芸術ではあるけれど、デザイン画に近いよなぁと感じてはいたのですが
あの
線をひくために迷い迷い妥協し迷う
あの姿はある意味衝撃でした

もうひとつ
ちょっと驚いたのは
彼がひとりで描いていたこと