まずは有職造花とは
こういうものです
おととし京都へ旅行する際に可能ならば訪ねてみたいと
造花師のことを調べました
後日連絡が取れたのは千葉在住の方でした
作品を保管している都内の事務所を訪ねました
平薬(ひらくす)
一般にはリースが馴染みがありますが、これは直系30cmの輪の中に造形した
季節の花たちです
色とりどりではありますが、色彩に関しては
当時の灯りは行燈やろうそくであったことから(歌舞伎の化粧と同じように)
派手な色合いであること
写実よりも様式美・デザインであることが特徴だと思います
素材は和紙で裏打ちした絹です
茎や花芯は西陣の糸が巻かれています
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造花師の仕事は伝統的な人形の細工物もあります
在原のなりひら君です(^^)
檜扇は即位の礼で今でも用いられます
これはそのミニチュアだそうです
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機会があったら製作現場を拝見できればと思います
花はともかく、これらの人形の細工はなかなか手に取って見ることはできません
(背景は生活感に満ちていますが ^^; )
素晴らしいものを見せていただきました(*^.^*)