2017年2月19日日曜日

ある写真家の文章で思うこと、著作権、創造性について

この業界において、写真クレジットほどモヤモヤするものはないと強く思っている。


どうしても一人で全てを撮ることはできないので、利害が一致する範囲で仲間を作り、
そのなかで写真を交換することは常識であり、それが複数のレース間で行われることも多いし、
純粋に写真を買い取るときもある。
もはやクレジットが付いているものの誰が撮ったんだかわからないような写真が
かなり世の中には出回り、フォトグラファーの個性はあってないようなものだ。
その中で自分が出した答えは3つ。
1、困ってる人がいるなら(自分の写真でその人を助けられるなら)
  クレジットが出なくても写真を渡す。もしくは売る。
2、人の写真に自分の名前は付けない。
  メディア等から写真代は受け取ってもわざわざそこに自分の名前をつけようとは思わない。
3、クレジットがなくても、見る人が見れば自分の写真だとわかる写真を撮る。
つまりクレジットなんてどうだっていい。
ドロドロとした心理的争いを避けるためにもこれが良い。
それに世の中は自分が思っている以上に写真の質や価値(苦労)がわかる人間は少ないものだ。
仕事の価値はいつも自分自身が決めるもの。
自分に正直に、恥じることがなく、誇れる仕事をしたい。
Sonoko Tanaka(写真家)

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最近いろいろな場面で「著作権」の問題が起きているので
覚書として

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フラワーデザインの個展をした際など
「これ、どうやって作るの?」
と聞かれて、たいていの場合はすべて教えてました
(1回だけ、花とは別の部分の構造上の話は「内緒」と言ったことがあります)
すべて教えながら
心の中で
「やれるものならやってみなさい」
と思っていました(^_^;

自分に対する自信? 思い上がり? 
でもまあ
教育的配慮の境界線は難しいのです
(説明しても相手が理解できない場合が多い)
出し惜しみはしない、というのが身上です


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