2017年4月16日日曜日

木綿一反染めてきました


10時に有松駅集合
名鉄を乗り継いで1時間半ほどで到着
7人の定員に申し込みは3名でした(一人でもやるそうです^^;)

午前中は有松の観光と自由時間
有松は東海道の宿ではありませんが絞り染めで有名で
多くの染め物問屋さんが並んでいます

会館には勲章を受ける国宝級の職人さんたちがデモとはいえ
お仕事しています
外に観光するより、おばあちゃんたちの手さばきを見ますよん


お弁当のあと午後から作業にはいります
まずは雪花の板締めがどういうものかハンカチサイズで練習

これは緑色になります(^^)

平織か少々織模様のある生地かの選択
4つ折りか6つ折りの選択
主な色の選択
白字の部分にさらに色を重ねるか選択

を決めたら
まずはひたすら正三角形に畳みます
最初は上にたたみますが、
高さがある程度出てきたらテープで固定して体の前で畳みます
速ければいいというわけではないので、休憩しながら
私は織模様のある生地を使ったのでふんわりと幅を取ります
押さえつけようとすればするほど、弾けてしまうそうで
力をかけず、指先だけで畳んでいきます

そして終了~
板の上に乗せてもらって両端から板で圧力をかけていきます
その具合を職人さんが確かめながら圧を増していき、程よいところでタコ糸で固定します
さらに均等に輪ゴムをかけて
アクシデントで生地が外れてしまうことを予防します
何度かの経験の末の知恵だそうで(^^; 
染めの前に脇の板とマスキングテープも外します

さて、染め工場に移動して染めの作業に入ります
苛性ソーダやハイドロサルファイトなども用い
染め物工場は化学です
沸騰寸前の染め液に5分浸すので極厚の防熱手袋で押さえます
手を放すと板がついているので浮いてしまいます

5分後、まずは引き上げて
残した白を汚さないように上から水をかけて、染料と熱を落とします
輪ゴムとタコ糸を切って水に放すと
あら不思議!
真っ黄色!!
広げて空気にさらすと緑色に
さらに酸化が進むと藍色になります




3人とも同じ条件なのになぜ風合いが違うのか?
奥が深い!
このあとまだ少し処理をしたあと、染屋さんから縫屋さんに渡り
浴衣に仕立てられて届きます

8時間に及ぶワークショップ
さすがに疲れましたわ

今日のおまけ
お試しに染めた半分サイズの手ぬぐいは
エジングを施してハンカチにいたしましょう(^^)

さて来月の完成が楽しみです(^^)v


2 件のコメント:

  1. メール ありがとう。ノブ子さんに 連絡 しますね。

    浴衣 一反分 染めるなんて 凄い‼️

    むかーし 浴衣を縫ったことのある 私です

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    1. じゅんこさん
      浴衣を縫ったことがあるって 凄い!!!
      あたし、ほどいたことはあるよ(^^;

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